国際登録出願制度とは？｜坂野国際特許事務所

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坂野国際特許事務所
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国際登録出願制度とは？

　国際登録出願制度とは、出願人が、日本国内の基礎出願又は基礎登録に基づいて、外国のマドリッド協定議定書締約国を指定して、国際登録出願することにより、商標の保護を求めることが出来る制度を言います。
　
Q　基礎出願又は基礎登録とは？
Q　締約国の指定とは？

A　基礎出願又は基礎登録とは？

：国際登録出願の前提となる自己の商標登録、防護標章登録、自己の商標登録出願、防護標章登録出願等をいいます。

A　締約国の指定とは？

　締約国の指定とは、マドリッド協定議定書及び商標法上「領域指定」と呼ばれています。締約国には、ベネルクス商標長のような政府間期間を含みます。なぜ、領域指定というかは、マドリッド協定議定書の考えからです。すなわち、本国にした商標登録出願、登録商標等によって受ける保護を、他国へ拡張して請求するということに基づいているからです。

　領域指定できる国については、出願を指定できる国(マドリッド協定議定書の加盟国を参照ください。

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